豊かな地球環境と限りある水資源を守るために オゾン+マイクロ・ナノバブル+特殊担体
OZAC排水処理システムは、オゾンによる酸化反応、マイクロ・ナノバブルの圧壊作用によるOHラジカル反応、更に活性炭含有担体「ACBキャリア」による高効率な微生物処理により、薬剤に頼らずBOD、COD、SS、n-Hex、汚泥発生量を大幅に低減することが出来る排水処理システムです。
微細多孔性スポンジの担体上に微粉末活性炭を担持させることで、さらに大幅に多孔性を高めた“超多孔性担体”です。 担体表面に形成されたバイオフィルム上に一般的担体にくらべ1000倍以上の表面積を有し微生物の高濃度な着床を可能にしました。
ACBキャリアは理想的な担体としての下記の条件を全て装備
ACBキャリアの表面には極限に活性化した好気性微生物が大量に発生しますが、 この担体の内部には 通性嫌気性微生物も繁殖しています。
この微生物は通常の曝気水では殆ど仕事を行いませんが、 マイクロ ・ ナノバブル水の場合は 水の担体への浸透性を高めるため、 担体内部まで水が浸入しやすくなり、通性嫌気性微生物も活性化します。
結果、 好気性微生物と通性嫌気性微生物の両方が活性化し、食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。
この担体が敷設された曝気槽への曝気をYJノズルで行うと、 流路内の激しい乱流(圧壊作用)低濃度オゾン注入により浮遊性微生物(SS)が分解するため、余剰汚泥は殆ど発生せず、 そのまま河川、 水路、 海域、 下水放流が可能となります。
コストアップ要因
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システムの導入事例
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顧客:製紙工場
顧客要望:汚泥減容、運営経費削減、脱色
適用試験:オゾン+マイクロ・ナノバブル、ACBキャリア(生物処理)
<実験条件>
<考察>
原水 | +1.5時間 | +3.0時間 | 生物処理 | |
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pH | 5.1 | 4.8 | 4.5 | 8.2 |
BOD | 520 | 330 | 330 | 2.5 |
COD | 390 | 170 | 150 | 40 |
SS | 180 | <10 | 50 | <10 |
この実験は弊社のOZAC(オーザック)排水処理システムを同社工場の廃水処理1500t規模の1/280に見立てて、15t水槽×2個を用いたもので、上記の通りのフローで実施した。調整槽(オゾン反応槽)、曝気槽(ACBキャリア槽)のみで沈殿槽はない。
その中での代表的データは以下のとおりである。
2019年9月22日現在、汚泥は発生していない。
2019年9月22日現在
原水 TOC 317mg/ℓ ⇒ オゾン反応槽 出口 TOC 129mg/ℓ
⇒生物 処理槽 出口TOC36mg/ℓ
(BOD換算予想値 5mg/ℓ以下)
池・河川・堀・ 公共ビルピットなど 公共関係 |
国土交通省 九州地方整備局 遠賀川、水資源機構他 |
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食品工業、化粧品、製薬ほか | 明治、森永乳業、雪印メグミルク、協同乳業、ミツカン本社、広島県酪農協同組合、ニッスイ、カゴメ、資生堂、ダスキン、日清オイリオ、ミツカン、東洋食品研究所、味の素エンジニアリング、JA全農、ネスレ日本、サイゼリヤ、キューピー、日本ハム食品、マルハニチロ、長岡食肉センター他 |
製紙・パルプ | 王子製紙、王子板紙、日本製紙、特種東海、中越パルプ、特殊東海、丸王製紙他 |
水処理・土壌・農業・ エンジニアリング・産廃 その他 |
トヨタホーム、メタウォーター、栗田工業、ADEKA総合設備、三菱化学エンジニアリング、三洋設備工業、ドリコ、クボタ、東洋セイバー、日本建鐵、東レエンジニアリング、日工、リッケン、地盤環 境エンジニアリング、ファームピット、日立プラントテクノロジー、日立プラント建設サービス、中部プラントサービス、住友精密工業他 |
自動車【脱脂洗浄用途】 | トヨタ、トヨタ車体、本田技研工業、日産自動車、スズキ、いすゞ、三菱自動車、ダイハツ工業、ヤマハ、スバル他 |
化学、繊維工業、樹脂 | 三菱化学、信越化学工業、旭化成ケミカルズ、旭化成イーマテリアルズ、カネカ、東レ、AGC他 |
ゼネコン | 清水建設、大林組、井戸建設、戸田工業、角川建設、スマートハウス |
鉄道 | JR東海、JR西日本他 |
電機 | 日立製作所、パナソニック、京セラ、東芝、富士フィルム、キャノン、リコー、日本電産リード、岩崎電気、ルス・コム、エイテックテクトロン、ネオス、石井表記、エルナー、飯島電子工業、新光電気他 |
金属・鉱業 | 新日鐵住金、神戸製鋼所、三菱マテリアル、JX日鉱日石金属、日軽金他 |